リ/ハビリテーション掲示板

"リハビリテーション" と正確な用語法や、"リハ" の略称、"Rehab" の略称を使用して下さい。
WHO 定義に準拠し、子供のハビリテーション (療育) もお忘れなく。


[42] おつかれさまですm(._.)m Name:PT実習生 Date:2012/02/29(水) 21:47 [ 返信 Reply ]
お疲れ様です、実習で現在お世話になっている者です。こんな役立つサイトをご紹介下さいまして、ありがとうございます。
早速ですが、片麻痺の場合のおきあがりの特徴を、簡単にご説明していただいてもよろしいでしょうか。

突然現れての不躾な質問、本当に申し訳ありません。


[43] Re: When a person with hemiplegia sits up... Name:ErgoD.org MAIL HOME Date:2012/02/29(水) 22:35


Sub: 片麻痺の方が起き上がる時。(タイトルをまずきちんと書いて下さい)

ケースバイケースですから、こうというものはないと、まず言っておきます。その人その人の能力や、潜在能力、予後も含めて個別にきちんと評価し、起き上がり方も環境設定も指導していきます。"簡単に説明" することはできませんし、全人的アプローチのサイトの方針でもありません。

(* 質問ありがとう!同級生にも紹介してあげて下さい。

* 一年生時は、社会学的、あるいは(健康、独立生活(介護))保険も含めて急性期、回復期の医学的リハビリテーションや、手術も含めた総合病院の機能をきちんと見た方がよいので、専門に深く入り込む必要はないと考えますけれど...)

1. 最初に逆パターン(軽症例)

途中から患側(麻痺側 affected side )からの起き上がりにベッド環境を変更した方がいる。正解であった。実は、健側 (非麻痺側と本来呼ぶ unaffected side, sound sideでなく)を常時使用すれば、健側での代償パターンも身につき体幹含めた麻痺側の参加、使用は少なくなってしまう。

特に、下部腹筋(丹田)含め麻痺側体幹は、同時収縮に欠ける。きちんと体幹伸展して(背筋伸ばして)麻痺側へ体重移動していくと、軽度でもバランスのぎりぎりの所では我慢する事もできず、崩れて (collapse) 手をついたり(保護伸展)、倒れたりしてしまう。バランスのぎりぎりの所でこそ、強い同時収縮も得られ、訓練効果も上がるのに...

これを、自主トレのメニューに加え、退院後も継続してもらうのは、立位姿勢でも骨盤以上の体幹が非麻痺側に変異しているから。

これらを、Bobath では"同時活性化 co-activation"、Motor Control では "core stabilization" 等と言い、PNF でも "rhythmic stabilization" テクニックがある。

軽症例であるから、階段上りも、麻痺側から二足一段、あるいは一段飛び二足一段。下りも麻痺側で支持して健側からゆっくり下りる二足一段、あるいは健側で一段飛びの二足一段を訓練している。非常に強力な、患側の立脚強化法であり、通常は療法士も考えもしない事かも知れない。

つま先を上げて、"かかと歩き" もできてしまう。非常に高度な回復といえ、筆者もびっくりしている。

習慣的なパターンからの脱却を常に、常に意識する必要があるので、あえて常識とは反対のパターンについて、書いた。ご理解を!!上記に加え、患側をしっかり使えるように、立ち上がり時に患側に体重付加するように常に、常に患足を健足より後ろに引き、療法士が膝上から強くプッシュすることも積極的に指導した方が良い。

When patients stand up, they always pull the sound foot back and bare their weight onto the sound leg and therefore strengthen sound leg. Baring weight onto the sound side is often their habitual pattern, then breaking up this pattern is very important. 立ち上がり時にも似たような健側強化のパターンがよく見られる。

* 常識的な健側からの起き上がりは、あなたも勉強しているとおりでしょう。(次に稿を改める)


[50] RE:When a severely handicapped patient sits up, from affected side is impossible at all Name:ErgoD.org MAIL Date:2017/06/26(月) 10:53
2. 重度の患者さんが起き上がる時、患側から起き上がるのはほとんどできないと言って良い。

従って、仕方がなく、健側(非麻痺側)から起き上がりを指導するのが一般的。

この場合(重度の場合)も、下部腹筋や骨盤周囲を、患者さん自身が、しっかり使う目的で、あえて不可能な麻痺側からの起き上がりを、そして患側への体重付加を(訓練として)指導する場合も多い。

When patients stand up, they always pull the sound foot back and bare their weight onto the sound leg and therefore strengthen sound leg. Baring weight onto the sound side is often their habitual pattern, then breaking up this pattern is very important. 立ち上がり時にも似たような健側強化のパターンが見られる。

習慣的なパターンからの脱却を常に、常に意識する必要があるので、あえて常識とは反対のパターンについて、書いたのが前記です。ご理解下さい。最初書いた事に付け加えて、患側をしっかり使えるように、立ち上がり時に患側に体重付加するように常に患側を後ろに引き、療法士が膝上から強くプッシュすることも積極的に指導した方が良いでしょう。

階段昇降も同様の考え方。 )



  


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